

当社に伝わる御神鏡が、奈良国立博物館、奈良文化財研究所の研究により、鏡面径、重量において日本最大の青銅鏡であること、また文化的価値においてもその丁寧な鋳造技術、製造過程など、大変貴重なものであるという報告を受けました。
この大型柄鏡〔えかがみ〕である御神鏡は鏡面径122cm、重量260kg。
明和五年(1768年)に京都の鏡師である稲村備後氏により製造されました。鏡の裏面に大きく刻まれた「太神宮」という文字から、元伊勢信仰により、御縁あってこの飛鳥の地にたどり着いたと推測されます。
御祭神四柱のうち下照姫命は又の名を飛鳥神南備三日女神〔あすかのかんなびみひめのかみ〕・賀夜奈流美命〔かやなるみのみこと〕とし、目に見えない鳥の姿となり鎮座されていることから、この御朱印には鳥の羽根、そして美しい雲形台に収まる御神鏡を、美しく刺繍であしらいました。
飛鳥の古社にご参拝いただいた記念として、「繍〔ぬい〕の鏡」を手にされた皆様方に、さらなる幸せが訪れますよう祈念し、授与致します。
初穂料 1,000円
平成10年より本殿をはじめ拝殿・神楽殿・幣殿・神饌所・摂末社と時間はかかりましたが、ご神縁により結ばれました多くの皆様のご浄財を賜り 第一次造営奉賛事業を無事終えることができました。境内に佇みますと、明日香風がそよぎ小鳥のさえずりと共に心の故郷として温かいご先祖様の心に触れることができます。これも多くの方々のお心によりますことと、感謝致しております。
しかしながら、ご参拝下さいます皆様方を長きにわたり迎え入れる拠点として利用されてきました参集殿は、安永年間建築後約300年という時代の流れの中で修理に修理を重ねて参りましたが、近年傾斜・虫害・破損等の退化が著しく、耐震化も余儀なくされている状況であります。当社の参集殿は、授与所として、更には諸祭の準備及び待機場所として日々利用しております。また天下の奇祭として多くの方々に親しまれております「おんだ祭」では、祭保存会や関係者の控え室として欠かせない場所でもあります。現状では日々の社務に支障を来している状況であり、関係者で思慮熟考を重ね、この度再建を計画する運びとなりました。そこで参集殿の再建に併せて様々な懸案事項を改善すべく、境内整備も執り行うことと相成りました。
当社は氏子のいない神社ですので、日々の運営管理も大変厳しい状況でございます。平素より当社に篤い御信仰をお寄せ頂いております皆様方をはじめ、本事業の趣旨をお酌み取り頂き、新たに当社との御神縁を結んでいただける方々におかれましても、何卒ご協力賜りたく、お願い申し上げる次第であります。 また、当社の宝物に、明和5年(1769)5月に鋳造された直径122cm、重さ260kgの世界最大級の大神鏡がございます。奈良県文化財研究所の調査により、この大鏡は、当時鏡作りにおいて「天下一」と称えられた京都四条の稲村備後作であり、「元伊勢」と仰がれております当社に、廻船問屋の航海安全を願って献納されたことが分かりました。これほどの名品は現代の鋳造技術では難しいとも言われており、参集殿が無事完成した折には、参集殿「鏡の間」を設け、お祀り致したく存じます。
つきましては、皆様方には、諸般何かとご負担の厳しき折とは存じますが、飛鳥坐神社の御神威発揚の為、更には諸祭存続の為とご理解いただき、格別なるご奉賛とご協力を伏してお願い申し上げます。

建設中の様子

完成イメージ図
お申込み方法
以下のいずれかの方法で納入いただきますようお願い致します。
Ⅰ 神社へご持参
社務所にて随時承ります。
Ⅱ ゆうちょ銀行へお振込み
◎ゆうちょ口座からのお振込み
◇記号:14560
◇番号:17803461
◇口座名義:飛鳥坐神社
(アスカニイマスジンジャ)
◎ゆうちょ口座以外からのお振込み
◇店名:四五八(ヨンゴハチ)
◇店番:458
◇預金種目:普通
◇口座番号:1780346
◇口座名義:飛鳥坐神社
(アスカニイマスジンジャ)
Ⅲ 南都銀行へお振込み
◇南都銀行:明日香支店
◇店番:520
◇口座番号:普通 2059204
◇口座名義 飛鳥坐神社
(アスカニイマスジンジャ)
※ 振込用紙送付をご希望の方は下記へお問合せ下さい。
◇お問合せ
飛鳥坐神社社務所
〒634-0103
奈良県高市郡明日香村飛鳥708
電話・FAX 0744-54-2071